メッセージアプリ「Telegram」のCEOがフランスで逮捕

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Telegramの創設者兼CEOであるパヴェル・ドゥロフ氏が、「犯罪行為への対策を取らなかった」疑いでフランスのル・ブルジェ空港で逮捕された。

ロシア生まれの39歳の億万長者であるドゥロフ氏はロシアとフランスの二重国籍を保有しており、アゼルバイジャンからのプライベートジェットで到着後すぐに身柄を拘束された。

フランス当局は、Telegramが適切なユーザー管理を怠っており、プラットフォームが犯罪行為に悪用されている可能性があるとして捜査を行っている。これに対しTelegram社は「逮捕は不当であり、プラットフォームの運営に問題はない」との声明を発表した。

Telegramは、高度に暗号化された通信で匿名性、セキュリティに優れていることが特徴のロシア発のメッセージアプリ。創設者のドゥロフ氏はロシア出身ではあるが、2014年からは実質的な亡命状態となり、現在はドバイを拠点にTelegramを中立的な立場から運営しているとされていた。

ドゥロフ氏の逮捕に対し、ロシアの議員から「言論の自由は死んだ」との批判が出ているほか、X社のイーロンマスク氏は「#FreePavel(パヴェルを自由に)」とのハッシュタグをと共にドゥロフ氏との過去の対談動画を投稿した。

国名Telegram ダウンロード数
インド1億404万件
ロシア3,440万
インドネシア2,721万
アメリカ2,685万
ブラジル2,194万
エジプト1,485万
ベトナム1,184万
メキシコ1,161万
ウクライナ1,076万
トルコ979万
フィリピン957万
ナイジェリア847万
カザフスタン758万

Telegram Statistics In 2024 (Usage By Country & Financials) | Demandsage から作成

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