横浜DeNAベイスターズの関根大気選手は8月15日、自身のX(旧Twiiter)アカウントを更新し、自身への誹謗中傷に対する情報開示請求が認められたことを報告した。
申立ては弁護士を通じ、X社に対して行われたもの。同選手へ向けた「死ね」「ゴミ」「消えろ」などの言葉を含む投稿が対象となっており、対象となった投稿8件のうち全件の申立てが認められている。
関根選手は今回の開示請求について「(投稿が公開された)アカウントの方たちへの誹謗中傷はなしでお願いしたいです。誹謗中傷はなくしていきましょう、という声掛けをして頂けたらと思います」とコメントしている。
情報開示請求とは
正式には「発信者情報開示命令申立て」を指す。
インターネット上で誹謗中傷や名誉毀損などが発生した際、被害者が加害者の特定を目的に、プロバイダやSNS運営者に対して発信者の氏名や住所を開示するよう裁判所に申し立てる法的手続きをいい、申立て内容が認められると裁判所が発信者情報開示命令を出すことができる。令和4年10月1日施行のプロバイダ責任制限法の改正により新たに創設された。
行政機関が保有する公的情報を市民が開示請求することのできる「開示請求制度」とは異なるので注意が必要。
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