【ネット用語解説】インフォデミックとは?意味と使用例を解説

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インフォデミックとは

インフォデミック(infodemic)とは、インフォメーション(情報)とエピデミック(感染症の流行)を組み合わせた造語。特に危機的な状況において、正確でない情報やデマが大量に拡散されることを指す。新型ウイルスの流行や自然災害時に、この現象が起こりやすい。インフォデミックは、誤った情報が真実のように広まることで、社会的混乱や不必要な恐怖を引き起こし、状況をさらに悪化させる原因となる。

2020年の新型コロナウイルスの流行を機に広く使われるようになった。当時、誤情報の増加を受けて主要ウェブプラットフォーム7社(Google、LinkedIn、Microsoft、Reddit、Twitter(現X)、YouTube、Facebook)は「私たちは、何百万人もの人々がつながりを維持できるよう支援すると同時に、ウイルスに関する詐欺や誤った情報に共同で対処し、私たちのプラットフォームで権威あるコンテンツを高め、世界中の政府医療機関と連携して重要な最新情報を共有していく」との共同声明を発表した。

使用例

  • 新型ウイルスの感染拡大時に、多くの真偽不明の情報が流れインフォデミックを招いた。
  • 自然災害時に、被害状況について救援活動を妨害するようなデマが多数広がり、インフォデミックを引き起こした。

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